3.上昇する時価総額

ここでは当サイト管理人の投資に関する考え方を紹介しています。

どうして株式の時価総額が上昇し続けるのか、それは「1」で株には普遍的な価値があり、「2」ではその価格の必然性を説明しました。しかし2だけでは不十分です。

企業が富を生み続けることがセットで、初めて時価総額の上昇が必然になります。

お金の価値は減少していく

私はインフレというものは、簡単には止まらないと考えています。
その理由は、銀行に信用創造の特権があるためです。帳簿上、お金はどこの事業体でも、無から新たに次々生まれるわけですが、それをもっとも劇的にしているのは、銀行の信用創造の特権です。

公貨にはそれ自体で価値を増やすシステムは備わっていません。

FXの金利は富を生み出していることにならない

本質的な価値はただの紙です。価値が信用でしか備わっていないものが無限に増え続けるなら、やがてその価値は落ちていきます。同時に、モノやサービスの価値は上昇します。

これがインフレです。
そしてインフレ効果の恩恵をもっとも享受するのが株式です。

世界の人口は増え続ける

世界の人口はまだまだ増え続けます。
一人ひとりが消費活動をするだけで大変な経済的な恩恵と拡大が見込めます。

そして面白いことに、世界各国の国勢調査を見ると、新興市場のスマホ普及率は意外と高く、インターネットが届いていない地域でもスマホ利用者は多いです。中国の田舎の村でも、スマホを使うおじいさんなどが普通にいます。インドのモデイ政権は、すべての村に高速ネット回線の構築を進めています。

世界の人口は増えるのと同時に、経済に十分な影響をもたらす存在になっていきます。しかし経済規模の拡大はそれだけではないです。

イノベーションが需要の限界を打ち破る

世間では需要の頭打ちで資本主義が崩壊とか、富の再分配と格差の問題などが言われていますが、私は全く客観的ではないと思います。

需要は頭打ちになりません。短期的にはそれは起きますが、人間は常に、需要の頭打ちを新しいイノベーションによって、打ち壊してきました。

主たるものは農業革命と産業革命です。エンジンの発明、通信機器、電気や資源エネルギー、鉄筋コンクリート建築、PC機器、限界だと思われることを、人類は次々と打ち破り、需要を作り出してきました。一度も、需要の頭打ちを打破できなかったことはありません。

需要は必ずまた新たに生まれていきます。

経済活動の領域は広がり続ける

飛行機が生まれる前は、空で富を生むことはできませんでした。遠い人と斬新な新しいビジネスを共有することもできませんでした。

もちろん、それまで狭い範囲だからこそ成り立っていたビジネスは淘汰されますが、限られた狭い空間で富を生み出すより、広いほうがそのチャンスや繋がりは格段に増えます。帳簿上も、実社会的にも、新しい富が生まれる機会が激増するわけです。

インターネットで世界は突然2倍になりました。
金融空間は無の空間から富を生み始めました。

金融空間の拡大を批判する方は多いですが、すべての金融商品を同じように扱うのは間違いです。

実社会の経済規模が拡大したら、それに応じてマネーの供給量や流動性を上げなくてはいけません。100円の歯ブラシを一人が買うのと、100の店舗で100人が買うのとでは、同時に必要なお金の量や取引のスピードが違うのと同じです。

今後は宇宙もビジネスの舞台になっていきます。

直近では、5GとAIです。
この二つは人類史上最大の需要を生み出します。このことをまだよく実感していない人があまりにも多いですが、AIを使う海外のユニコーン企業は、もう十分、収益化に成功しています。もう日本のベンチャー企業のようにプラットフォーマーに徹すれば生き残れる時代はおわったのです。

その結果、時価総額は上昇し続ける

お金の価値が減少し、人口が増え、経済空間が拡大し続ける。

人間が強欲であるなら、無から発生した富は、再び投資に向かいます。口数が同じであれば、単価は上昇します。口数を増やせば単価は同じですが、どちらにしても時価総額が上昇し全体の評価額は増えます。

これが歴史的に、世界の株価時価総額が上昇する背景だと私は考えています。時価総額の上昇はこのように簡単に食い止めることは出来ません。これは原理です。

注意する点は、株式に代わる「富を生み出すシステム」が発明されることですが、今のところそのようなものはありません。

例えば仮想通貨などは株式と違い、自ら価値を高め自らの価値を上昇させるシステムが内在しないです。これではただの投機なので、株式や不動産の脅威にはなりません。

日経平均はいずれ3万円を超える

日経平均は1945年当時、102円でした。

それを今は、15000円なら安いとか、25000円なら高いと言う話をしています。まったくばかげています。株価を価格だけをみて高い安いと言っても何の意味もないです。

私は確信していますが、日経平均もいずれ必ず30000円を超えていくと思っています。50年前の世界各国の株価を見たら、時価総額が増え続けるということがどれほど堅固なシステムによって成り立っているのか、わかると思います。

人間が限界を超えようと言う欲を捨てられない限り、無から富を生み出す能力は、絶えることはありません。(同時にこれは、金融危機は必ず繰り返すということにもなる)

時価総額は上昇していく、これが三日市.comが国際分散株式を選好する理由です。